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Date: 20250312

インド半導体プロジェクト

複数のニュース報道によると、インディア半導体ミッション(ISM)は、タタ・エレクトロニクスおよびタタ・半導体製造(Tata Semiconductor manufacturing)とともに、グジャラート州ドホレラに半導体製造施設を設立するための財政支援契約を締結しました。タタ・エレクトロニクスは、ドホレラの特別投資地域(SIR)に月産5万枚の半導体ウェハを生産する工場を設立するため、約104USDを超える投資を行う予定です。

インド政府はISMを通じて、プロジェクト費用の50%を財政的に支援することを約束しており、このプロジェクトは20242月に連邦内閣に承認されています。今回の計画により、国内で直接および間接的に20,000人以上の熟練労働者の雇用が創出される見込みです。また、タタは台湾のパワーチップ半導体製造と提携し、主に自動車、コンピュータ、通信、AI分野向けにグローバル市場をターゲットとした製品を提供する予定です。

インド政府として半導体工場の設立は今回三回目の挑戦となっており過去に2007年と2014年は失敗で終えています。今回はインドの政府、州政府と民間企業の共同力で世界中の企業の参加期待で高いので成功の道の可能性が高いと思われています。