インド株式動向(10月6日~10月10日週)
October 13, 2025
インド株式動向(10月13日~10月17日週)
October 19, 2025

インド・スタートアップ・エコシステム・レポート — 2025年9月版(Q3分析)

(India Startup Ecosystem Wrap — September 2025 / Q3 2025 Quarterly Analysis)
 

9月、インドのスタートアップ投資は4か月ぶりに10億ドルを突破。総資金調達額は$1.22B(前月比+27%)となり、2025年1月($1.76B)以来の最高水準でした。投資家の信頼回復が顕著で、2025年で2番目に高い月間実績を記録。

 

月次・前年比動向(M-O-M & Y-O-Y)

  • 7月:$598M → 8月:$961M → 9月:$1.22B(連続回復)。
  • 5月以来の$1B超えで、H2に向けたモメンタムを確立。
  • 前年同月比で大幅増。メガディール偏重ではなく、裾野の広い案件群で健全回復。
  •  

都市別動向(City Wise)

  • バンガロール:取引件数・資金額ともに首位を回復。
  • ムンバイ:フィンテック/IPO準備企業の大型案件で平均ディールサイズ最大。
  • デリーNCR:堅調な存在感、重要シェアを維持。
  • アーメダバード:地方拠点の注目度上昇、地理的多様化を象徴。
  • プネー・ハイデラバード:規模は小さめも、安定活動。

 

セクター別動向(Sector Wise)

セクター 動向要約
フィンテック Q3を通じ資金配分トップ(約20%)。大型案件が牽引。
Eコマース 消費主導の成長で2位を維持。D2C/リテールテックも寄与。
ヘルステック 少数案件で多額調達、平均投資額$19M超と高効率。
AI関連 インフラ/応用領域で存在感増。SaaS/会話型AIがけん引。
コンシューマーブランド/D2C 堅調に資金獲得、ブランドスケール案件が散見。

シリーズ別動向(Series Wise)

  • シリーズA:資金・件数ともに首位。PMF確立企業へ資金集中。
  • シリーズB:少数でも単価大型化、平均投資額上昇。
  • シード/プレシード:活発。草の根イノベーションが継続。
  • プレシリーズA:ブリッジ・ファイナンスの発達を示唆。
  • レイターステージ:メガディールが複数観測。
主なディール(Significant Deals)
  • PharmEasy:$193M(債務再編)
  • Weaver Services:$170M(住宅金融)
  • Eruditus:$150M(リファイナンス)
  • Urban Company:$97M(IPO前ラウンド)
  • Truemeds:$85M(シリーズC)
  • Gupshup:$60M(会話型AIプラットフォーム)